初期アイリスガラスの小さなブローチ

初期アイリスガラスの繊細なカットに柔らかな色が特有の、アイリスガラスの小さなブローチです。当時の淑女のブラウスやジャボなどの首元をさりげなく飾った事でしょう。小さく一粒、揺れるアイリスガラスが付けられているのも、またかわいらしいアクセントとなっています。
初期のアイリスガラスはこのように細かなカットに優しい色の滲み具合で、1900年中頃の西ドイツ製ビンテージの物になるとはっきりとしたストライプ色になります。また1900年前後のアンティークガラスストーンの特徴に、この独特の表面に六角カットが施されておりこちらもごく小さなガラスストーンですがしっかりと丁寧に六角で研磨されているのが確認できます。
アイリスガラスにごくわずかに小傷がみられますが良い状態です。ピンは比較的太めですので目の細かい生地に使用する際はご注意下さい。

サイズ：約1.6cm×3.1cm（ピン含まず）
アイリスガラス：最大約6.5mm、最小約4.5mm
重さ：約2.8g
素材：合金
仕入国：フランス
年代：1900年初頭頃