ブラッドストーンのシルバーロザリオ

ブラッドストーンのシルバーロザリオ
ブラッドストーンは濃い緑に赤い小さな斑点を有する玉髄です。その様子から十字架に磔刑されたキリストの血が流れ、しみ込んだ石とされ古くから聖品に用いられてきました。
しかし意外とアンティークのロザリオとしてブラッドストーンが使われている物は多くなく、やはりガラスビーズなどに比べ当時は高価であったのでしょう。センターメダイに1905年6月(juin)11日と刻まれています。おそらく洗礼などの記念のロザリオだったかと思われます。
ビーズはざっくりとしたスターカットで、暗い色の石ですが大きな面取りによる光の反射での輝きも美しく、主の祈りの部分にはそれぞれ異なるシルバーの小メダイが用いられてる事によって、ロザリオとしてのデザイン性も高まっています。ビーズは欠け等のない良い状態で、全て揃っています。アンティークの石が使われたロザリオは大変希少で、滅多にありません。

長さ:約46cm(まっすぐ伸ばした状態)
クロス:約3.7cm×1.8cm
センターメダイ:直径約1.1cm
小さいメダイ:約9mm(6個)
ビーズ:約6mm(53粒)
重量:30g
仕入国:フランス
素材:シルバー、ブラッドストーン
年代:1900年初頭頃
ブラッドストーンのシルバーロザリオ