2019年2月

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一目ぼれしたドイツのブルートパーズペンダントです。
年代的にはアールデコですが、ゲルマン的というか、フランスやイギリスの優美さ華麗さとは違う、がっちりと荒く重い美のデザイン。あまりにも素敵だったので売主さんになんとか頼んで入手しました。
首から下げると小さいながらもとてもインパクトのあるペンダントです。自分のコレクションにしようかといつもいつも思うのですが、こちらも次回更新用に。





サフィレットのロザリオが入荷しました!
よく見かけるラウンドカットではなく、自然さ荒さを感じさせるざくざく大ぶりカットのサフィレットビーズ。カラーも濃い薄い色々と混ざったレアなロザリオです。

それとアイリスガラスのリング。アイリスガラスのネックレスなどは多いですが、オリジナルのアンティークのリングは少なく、今回沢山仕入れることができました!その分お求め安くしようと思います。
嬉しいことにほとんどのリングが日本人に向いたサイズで、どれも素敵なデザインです。

数が多くちょっと時間がかかりそうですが、他にも色々と素敵な品がありますので次回更新を気長にお待ちください。
4日に新着6点更新しました。

新着のウランガラスのロザリオで思い出したのですが、すでに販売済みのこちらのウランガラスのロザリオに付いているメダイ。ヴェルダンの戦いのメダイです。ロザリオに付いているメダイといえば聖人等のメダイが一般的なので、ゆえに戦争のメダイは珍しいなと思いました。ドゥオモン納骨堂と墓標、倒れた戦士たちが描かれています。

ヴェルダンの戦いは第一次世界大戦、フランスとドイツの惨烈な戦争のあった所です。この戦いに続いてソンムの戦いが起こります。ソンムの戦いは、ドラマ「ダウントンアビー」のシーズン2で男衆が参戦した戦争という設定です。大好きなドラマなのでこういった風に思わぬ所で設定に触れられた事に感動しました。
そしてこのロザリオの持ち主だった人は、なぜロザリオにこのメダイを付けようと思ったのか、ロザリオはどこをどう回ってきたのか、そんな背景を想像するのもアンティークならではの面白さだと思います。